2011年8月21日日曜日

忍び寄る水没の危機

ストランドラン1


ヤンゴン市内を東西に貫くストランド通り。
現在は並行してもう一本の道路を建設しています。
上の写真の手前側は現在の通りで、少し見辛いですが奥が新しい道路である。
新しい通りは場所によっては現在よりも1mほど高く作られており、写真を見ても乗用車のボンネットより高い事が分かります。これはいったい何を意味しているのでしょうか?
下の写真はほぼ同じ場所から反対側を見た、数日前の写真です。
数日来の大雨でヤンゴン河の水位が上昇しているという事情もありますが、それ以前から近年は潮位が高い日に時々この様に冠水をしています。
地球温暖化に依る地球規模の海面上昇が既に始まっており、ヤンゴンとてその影響とは無縁ではありません。排水設備や防潮施設の整備の遅れから、何れ遠くない将来にヤンゴン市内の低地は海に飲み込まれて、放棄せざるを得ないかも知れませんね。


ストランドラン2
 

0 件のコメント:

コメントを投稿